火災後の消臭とダイオキシン対策

火災は冬が一番多いイメージがありますが、消防庁の資料では3月が一番多く、乾燥している4月5月の春先も火災が発生しやすい季節なのだそうです。消防庁が発表した令和4年の総出火件数は36,375件で、おおよそ1日あたり100件、14分に1件の火災が発生。出火原因は第1位が「たばこ」の約8.8%ですが、「放火」および「放火の疑い」を合わせると約10.2%となり1位が逆転。物騒な話で甚だ残念ではありますが、一年中、火災には注意しなくてはなりません。

【火災の出火原因】

1位 たばこの不始末 3,208件(約8.8%)

2位 たき火     3,140件(約8.6%)

3位 コンロ     2,773件(約7.6%)

4位 放火      2,235件(約6.1%)

5位 電気機器    1,958件(約5.4%)

周辺住民への配慮から一刻も早く問題解決

今回は火災現場の後処理のなかでも、知識と技術に加え、根気強く丁寧な仕事が要求される消臭・消毒、ダイオキシンなどの有毒物質の除去について解説したいと思います。

火災が起きて必ず問題になるのが、火災から発生する焦げ臭い火災臭とダイオキシン問題です。周囲に人家がないような郊外の一軒家なら、換気をして空気を入れ換えると臭いはやわらぎ、月日とともに臭いは気にならなくなりますが、有害ガスが発生している場合があるため、当社としては勧められません。一戸建ての物件で、再建築をする場合は速やかに解体工事を行えば、さほど大きな問題にはならないでしょう。

しかし、住宅が密集する都市部だったり、ビルやマンション、アパートなど大きな共同施設だったりする場合は、建替えという選択肢は、まずありえません。そうしたときに直面する問題が脱臭・消臭と有害物質・ガスの除去です。臭いと有害物質の問題は、焼失した部屋だけではなく、周辺住民や同じ建物の所有者にとっても迷惑の及ぶ問題であり、二次被害を招くことにもなりかねませんので、一刻も早い解決が求められます。

コゲ臭や火災臭をすっきり除去するアイコムの秘策

ちまたに、さまざまな消臭アイテムが氾濫するほどあって、簡単に入手できる昨今ですから、火災現場の臭いも自分でどうにか処理できると思っている方がいるかもしれません。確かに市販の消臭剤や消臭スプレーを噴霧すると臭いが軽減されます。業務用の特殊な消臭剤なら、さらに効き目は強力で、使ったすぐは完全な消臭できたと思うかもしれません。しかし、それは一時的なことで、効果は長続きしません。それはたばこ臭、ペット臭、カビ臭などの消臭を行っているハウスクリーニング業者であっても容易に除去できることではありません。

消臭作業は火災現場の後処理のなかでも、その会社の実力が試されるといわれるほど、その道のプロであっても難しい作業のひとつです。燃えた建具や家具など材料によっても臭いの成分は異なり、物によっては有毒ガスを発生させ、天井裏や配管がめぐる床下、壁の中など、あらゆるところにススが入り込んで、臭いを放ち続けます。では、プロはどういう方法で、火災現場のしつこい臭いを完全除去しているのでしょう。

完全消臭のための、アイコムの秘策1/臭いの元を見極める

火災現場の臭いは、木造住宅か鉄筋コンクリートか燃えたものの素材や、ボヤ火災か大規模火災か燃焼温度やその状態などによっても微妙に異なります。アイコムでは長年の経験値と知識からそれらを特定し、必要に応じて適切な薬剤、方法を見極めて消臭作業を実施。また、戸建て住宅か分譲マンションかなど周辺の住宅環境にも配慮して、作業計画を作成します。

完全消臭のための、アイコムの秘策2/刷毛・綿棒で根気よく

臭いの元は、おもにスス。完全消臭の第一歩は、このススを丁寧に取り除くことです。臭いの成分に合った薬剤と刷毛や綿棒、はたきを使って、隅々まで丁寧に清掃。知識や技術だけでなく、細部にまでゆき届いた作業を行います。

完全消臭のための、アイコムの秘策3/除去とコーディング

内装材の裏側のコンクリート構造にも、臭いの元となるススが付着している場合は、特殊な薬剤を配合した塗料でコーティングを行ったり、その部分をグラインダーで削り取ったりして火災臭を封じ込める作業を行います。

完全消臭のための、アイコムの秘策4/オゾンで臭いを完全カット

ススなどの臭いの根本原因を完全に取り除いたあとは、オゾンを使って仕上げます。オゾンは酸化分解することで無臭化する働きがあり、臭いの元を完全に除去することができます。

完全消臭のための、アイコムの秘策5/日進月歩の技術を修得

消臭技術は日進月歩、今も進化し続けています。当社では消臭技術関連の有資格者や同業者との情報交換を重視。日々、技術の向上にも努めています。

ダイオキシン問題と対策

一般家屋ではプラスチック製品や塩化ビニル等を使用した建築材などが多く使用されています。これらが火災で燃えたときに発生するのがダイオキシンです。ダイオキシンは多くの種類が存在していますが、火災で発生するダイオキシンは非常に有毒である場合が多く、環境基準の100倍~1000倍になることもあり、健康被害を起こしかねません。当社ではダイオキシン除去のためにオゾン発生器を使用し、オゾン燻蒸することでダイオキシンを分解除去。オゾン燻蒸は地球上で2番目に強い酸化力であり、さまざまな有害物質を巻き込んで酸化分解を行うとともに、火災の臭気成分を分解し、消臭することができます。作業後、ダイオキシン濃度を測定し、完全に安全な数値に回復したことを確認します。

最後に

株式会社アイコムが手がける火災現場の消臭、有害物質の除去については以上の内容となりますが、お客様になかには、火災をきっかけに売却のご依頼や住み替えを希望される方も多くおられますので、最後に当社の不動産買取事業についてご案内差し上げます。

当社は孤独死が社会問題化しはじめた2000年代から特殊清掃や完全消臭作業の第一線で活躍し、この業界を牽引してきた企業のひとつです。取引困難なワケアリ物件、自己物件の買収を10年以上行っており、火災による事故物件を含め、どんな不動産も歓迎しています。お取引の対象エリアは全国各地。まずはお気軽にご相談ください。お電話の他、公式サイトにある不動産売却のご相談フォーム、お問い合わせフォームをご利用いただければ24時間受付可能。お問い合わせ事項を確認させていただいたのち、追ってこちらよりメールもしくはお電話にてご連絡を差し上げます。プライバシー情報については秘密厳守で手続きを進めさせていただきますので、ご安心くださいませ。

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アイコムの火災現場の片付けから消臭、現状回復作業は全国対応です

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