分譲マンションで火災が発生してしまった場合、建て替えという選択肢はありません。火災で焼失した室内を片付けた後、リフォームやリノベーションを行って再び住むことが出来る状態に原状回復させます。しかし、火災現場を元通りにするには費用もですが時間がかかります。その間、生活をする場所を確保する必要があります。
自治体の支援で市営住宅などに入居したり、一時的に賃貸アパートに住んだり、親類の家などに身を寄せるという事もあるでしょう。しかし中には住み替えを検討される方も多いです。家族構成が変わったり生活スタイルが変わったりしてより住みやすい環境に移り住むというのも一つの選択肢ではないかと思います。
アイコムではそんなご依頼者の要望にお応えして火災現場となったマンションを買い取っています。
火災をきっかけに住環境を見直しませんか?
分譲マンションなどの集合住宅で火災を起こしてしまうと火災そのものの被害が重くのしかかってくるのはもちろんですが、同じ建物に住む住民の視線や態度も精神的に負担となります。住民の中には厳しい言葉をかけてくる人もいると思います。そのような場合には新たな住環境を求めて住み替えるという選択をとっても良いのではないでしょうか?
- 子どもたちが独立したのでもう少しコンパクトな住まいがいい。
- 高齢の両親と同居するのでバリアフリーなマンションがいい。
- そろそろ免許を返納し車を手放すので駅に近い住まいがいい。
- 火災を起こしたことで周囲の目が気になって住み心地が悪い。
- テレワークで在宅時間が増えたので少しゆとりのあるマンションに住みたい。
アイコムでは火災現場となった分譲マンションを高価買取しています。火災現場となったマンション物件は買い叩かれたり、そもそも買い手が見つからなかったりするケースが多いですがアイコムでは自社で火災現場となったマンションを買い取っています。買い取った火災現場マンションは自社でリフォームやリノベーションを行います。その後そのマンションはリフォーム済み、リノベーション済みの中古物件として価値を高めてから売却します。
火災現場マンションの買取の流れ
マンションで火災の被害に遭われて住み替えを検討されているならまずはお気軽にご相談ください。メールの場合はお見積りフォームから現場の写真を添えてご連絡いただくとより早くご提案できます。
お問い合わせ、ご相談内容を確認し火災現場となったマンションを訪問させていただき現場の状況をチェックします。現場の被害状況、リフォーム物件、リノベーション物件としてより価値を高めるための作業を勘案して査定を行います。
火災現場マンションを売却された後、現場の片付けと火災ゴミの廃棄作業に入りますが火災ゴミは一般廃棄物として市町村の処理場に持ち込むために自治体への申請が必要となります。またその際には消防署で発行してもらえる罹災証明書が必要です。その手続き手順についてご説明させていただきます。
火災現場マンションの現地調査の結果からリフォーム、リノベーションにかかる費用を相殺し買取価格を提示させていただきます。リフォーム、リノベーションにかかる費用のお見積もりもお渡ししますので火災保険の請求をする際に保険会社に提出してください。
火災現場マンションの売却についての書類等を確認していただき契約内容にご納得いただきましたら不動産売買契約を締結いたします。
火災現場不動産の買取金額はお振込みでお支払いいたします。以上で不動産売却は完了となります。
買取後の火災現場マンションは?
火災現場となったマンションを買い取った後はアイコムがそのマンションの不動産価値を回復させたのち売却します。アイコムでは火災現場だけでなく孤独死の現場、ゴミ屋敷などもリフォーム、リノベーションを行うことで不動産の価値を高めたうえで売却しています。そのノウハウはいわゆる事故物件の買取を積極的に行ってきたアイコムの強みです。
事故物件を抱えて途方に暮れている方とより良いリノベーション中古物件を求める方をアイコムの技術でつなげることで双方にご満足いただいています。火災現場のマンションでも同様に丁寧な原状回復作業を行うことで火災の被害に遭われた方のお悩みを解決することを心掛けています。アイコムがどのような手順で不動産価値を回復させているかそのポイントを紹介します。
火災廃棄物の丁寧な分別と適切な廃棄
火災現場はその火災の規模によって状況が全く異なります。様々な素材の家財や家電製品、衣類や雑貨の燃えカスが散乱し燃えて崩れ落ちた内装材や天井や照明器具など足の踏み場もない状況であったりします。そんな火災現場でも燃えた家財を丁寧に分別することで一般廃棄物として処理でき火災ゴミの処理施設へ搬入する際に処理費用の減免対象となります。
また内装を解体して排出される廃棄物も丁寧に仕分けることで産業廃棄物の処分費も軽減できます。また、この分別作業で発見された貴重品はご依頼者様にお渡ししますのでご安心ください。
アイコムは火災現場での片付け作業はもちろん遺品整理や特殊清掃現場、ゴミ屋敷の片付けなど様々な状況の現場で作業を行ってきました。そのような現場では室内に残された品をひとつひとつ手に取って確認し仕分けるという地道な作業を行います。どんな現場でも手を抜くことなく丁寧な分別作業を行い適切に廃棄しています。
有害物質や煤の完全除去と完全な消臭作業
火災現場となった室内には様々な素材のものが燃えたことによって発生した煤や有害物質が付着しています。集合住宅においてはこの有害物質や煤が外部に漏れないように配慮したうえで完全に取り除く必要があります。現場の部屋を完全に遮断し出入りする際にはエアシャワーを活用して付着した煤が外部に漏れないように細心の注意を払っています。
煤の除去は軽微なものであれば刷毛やふき取ることで取り除けますが全焼に近いような室内の場合内装の裏側のコンクリートの構造まで煤が焼き付いているケースもよくあります。そのような場合はグラインダーなどを用いて煤を削り落としたりコーティング剤で火災臭の原因となる物質を封じ込めます。
火災の臭いの原因を完全に取り除いたのちオゾン消臭器で完全に消臭を行いダイオキシンの分解装置を使って室内環境を完全に回復させます。
どんなに見た目の良いリフォーム作業やリノベーション作業であっても火災臭が残っていては意味がありません。煤や有害い物質を完全に除去し臭いを数値化して確認することで完全な消臭作業を実現しています。
解体、リフォーム、リノベーション作業も自社で対応
一般的な不動産会社の場合、解体作業やリフォーム、リノベーションは別の業者に依頼したりご依頼者様自身で手配する必要があったりします。アイコムでは火災現場の解体からリフォーム、リノベーションまで自社で対応しています。現場の状況に応じた必要な解体、施工作業を行っています。
アイコムは孤独死現場のような特殊清掃が必要なマンションでも特殊清掃と臭いを完全に除去する消臭技術でその不動産価値を高めています。
アイコムでは火災現場を片付け、火災ゴミを廃棄し、煤の清掃、消臭、リフォームまで一貫して自社で行っています。自社で行うことでコストを削減することが出来、その分ご依頼者様の不動産をより高く買い取ることが出来ます。
冒頭にも書きましたがマンションなどの集合住宅で火災を発生させてしまった場合、いくら原状回復をしてもそこに住み続けることは肩身の狭い思いをすることもあるかもしれません。すべての住人が厳しい視線を向けるわけではないと思いますが、ごく一部の住人に厳しいことを言われ続けるのはやはり精神的な負担となります。
火災後の生活を少しでも早く取り戻すためにもマンションを住み替えるという選択肢は間違いではないと思います。もちろん新たなマンションの購入となれば費用負担も高額です。アイコムではその費用負担を少しでも軽減できるよう火災現場の不動産を高額て買い取ったのち不動産価値を高めたうえで売却しています。